待ってあげることの大切さ_1
こんにちは!アーガス個別指導会の本寺昭良です。本日正午の大阪は曇りのお天気です。やっと秋らしく少し肌寒くなってきました。本日も日曜日にもかかわらず数人の中・高校生が朝から自習に来ております。^^
さて、今回は同学年の生徒の学力格差について検証して参りたいと思います。小3生を例にとってみます。
同じ小3でも私立と公立では学習の進度がかなり違います。私立小学校はかなり中学校受験を意識したサブ教材を使用しております。ですので、塾内では学校の国・算のテスト得点基準は公立は満点、私立は9割以上を設定しております。これをクリアできている生徒は『スーパー飛び級』でどんどん先取り学習を進めていきます。自ら通塾回数増を望む積極的な生徒は英検や漢検などにもチャレンジしてもらいます。次回は小3で英検2級にチャレンジする生徒が2人おります。逆に学校の勉強に少し遅れている生徒は塾の時間を塾標準より少し長めに取っていただいております。勉強がつまらなくなりかけている生徒は自宅での勉強効率が悪い場合が多いので、するべきその日の学習は塾でやり切ってもらいます。ですから、家での宿題はありません。基本、アーガス個別指導会では宿題を出しません。宿題は自分で自分に出すものという位置づけです。基礎学力が弱い生徒は何かにつけて時間が余分にかかってしまいます。でも、本人が頑張ろうとしているのに、時間がかかることに対して叱りつけてはだめです。一緒になって学んでいくという姿勢で待つことが大切です。要領のよい子供は入塾後1か月もしないうちに成績が上がり始めますが、間違った学習方法を身に付けてなおかつ基礎学力が不足している子供はこれらを是正するのに一年近くかかります。時間はかかっても自分自身で努力すればこんなに成績が上がるんだということを経験させてあげるとかなりの自信がつきます。こうなってから、本格的な『スーパー飛び級』学習の始まりです。
中1の場合はできる出来ないの開きがまた一段と大きいです。こちらに関しましてはしばらくしまして続きを検証させていただきます。本日も長文をお読みいただきありがとうございました。
下の写真は高野山の宿坊「一乗院」の特別室「奥書院」に宿泊させていただいたときの縁側から庭園の眺めです。心が落ち着きますね。
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